会いに行ける馬、寒立馬

2020/07/01

東北 動物

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馬を見つめる時間。

毎年会いに行きたい寒立馬

初めて寒立馬を見てから、数年が経ちました。
寒立馬を近くで思う存分愛でることができる冬の「アタカ」に魅せられて、今年もはるばる尻屋崎まで行ってきました。


コロナの影響が徐々に出始めつつも、まだ自粛までには至っていなかったぎりぎりの頃でした。
やはり公共交通機関は良くないかと思い、今回は車を使って行ってきました。


➡2019年にアタカを訪れた様子はこちら
バスでの行き方などについても記してあります。
※2024年追記※
現在は「むつバスターミナル」も「尻屋線」も廃止になっており、バスで尻屋崎まで行くことはできなくなっています。

寒立馬たち…思った以上にのんびり

さて行き方としてはバスと異なりアタカの目の前まで車で行くことになります。
車を停めていざアタカの中へ。
 1年ぶりのアタカです。

 馬が外に出ないように扉を閉めます。

よく晴れた、尻屋崎とは思えない暖かい日。

 いました!

 やっぱり可愛い。

 絵になりますね。

青空と寒立馬。

眠る寒立馬が相当可愛かった

寒立馬の代表的な写真と言えば、吹雪の中で必死に耐える厳しい姿のものだと思います。
しかし時期のせいか、今回の馬たちは厳しさの欠片も見られない…(笑)。







ポカポカ陽気に誘われて…なんでしょうか。
昨年とほぼ同じ時期に行きましたが、今年は相当暖かかったですね。
ダウンを着てずっといると暑くなってくるくらいでした。

撮っても撮りきれない寒立馬

 寒立馬の親子。

 ミルクを飲む姿を見ることができました。

 茶と白の出会い。
彼らはしばらくこの状態でした(笑)。

 寒立馬の目線の先にさらなる寒立馬、の図。

 厳しさがない、と書きましたが、それでも力関係は存在するようです。

こうして牧草を食べていても、より強い(と思われる)馬がやって来ると、それまで食べていた馬が追い払われるという場面を見ました。
やはりそこは厳しい掟があるんですね。

アタカの側ではフキノトウが顔を出していました。

尻屋崎灯台へは4月から

今回は車だったので、ビジターハウスにも寄ってみました。

 尻屋崎灯台は冬の期間は閉鎖となるので、このビジターハウスも閉まっていました。

自動販売機は利用できるみたいでした。

この道を進むと尻屋崎灯台まで行くことができます。
3月中は閉鎖しているのでこの状態です。


尻屋崎灯台へはビジターハウス側だけではなく、アタカの側からも行くことができます。
 こちらの入門ゲートも当然閉まっています。

 久しぶりに灯台にも行きたくなりました。

12月から3月まで、としっかり書いてあります。


ビジターハウスも灯台も、今年に関してはコロナの影響もあるので、従来通りの営業にはなっていないと思われます。
公式の情報を確認した方がいいですね(灯台については観覧を再開しているようですが、感染予防に努めることが必須となっています)。

まとめ

2020年の寒立馬もとても可愛くて贅沢な時間を過ごすことができました。
車で行ったがために時間の制限もなく、気が付けば4時間くらい尻屋崎にいました。
それくらい夢中になってしまうのが寒立馬の魅力です。


次回あたりは、そろそろ「厳しい」寒立馬に会いに行くこともしてみたいなと思っています。
1月や2月の寒い時期がいいかなと思いますが、意外とその時期の方が見に来ている人が多いのかもしれませんね。
「雪の寒立馬」こそ被写体としては魅力的なので。


来年寒立馬が越冬をする頃はどのような状況になっているか予想もできませんが、また会いに行ける日が来ることを心待ちにしています。

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海野カヨです。
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