可愛すぎる馬、寒立馬。
寒立馬に会いに行く
青森県下北半島の北東にある尻屋崎には、寒立馬という馬が放牧されています。短足でどっしりした体格の馬です。
寒さに強いことでも有名で、マイナス30度でも耐えられるとか。
寒立馬は4月から11月の間は尻屋崎の中で放牧されていますが、12月から3月までの期間は尻屋崎は閉鎖されています(バスも止まります)。
そして1月から3月の時期には、アタカと呼ばれる場所で放牧されています(12月は移動期間らしいです)。
夏に一度尻屋崎灯台周辺に行き寒立馬を見てきたのですが、尻屋崎全体に放牧されているためいつでも見られるとは限りません(探せば見つかると思いますが)。
私が行った時には数頭に会うことができましたが、これがアタカという限られた区域であれば寒立馬を見放題できる!と考えたわけです。
ただし、時期は冬の下北半島。
雪の中を運転することは不可能なので、バスを使って行くことにしました。
冬の尻屋へ行くバスは本数も限られているので、今回は下北に前泊して朝一でアタカを目指すことにしました。
※2024年追記※
現在は「むつバスターミナル」も「尻屋線」も廃止されており、バスで尻屋崎までは行くことができなくなりました。
以下の内容は2019年時点のものであることにご注意ください。
貝焼きは青森県の下北や津軽の名物なんですが、私は下北バージョンの方が好きです。
下北版は写真のようにホタテ(時には他の魚介類も)が入っています。
津軽で食べた時は味噌仕立ての汁にネギや鰹節が入っていて、それを卵でとじる形でした。
こちらもシンプルで美味しいのですが、下北版の方が豪勢な気がして(津軽版でもホタテの身を入れることがあるようです)。
青森名物の「イガメンチ」です。
要はイカのメンチカツで、これも私は大好きなんです。
始発でしたが近隣の高校へ通う学生さんが結構乗っていました。
そういえば下北駅前には100円が戻ってくる形式のコインロッカーがあります。
ここで荷物を預けようと思っていたのですが、朝は9時からの取り扱いのためまだやっていませんでした。
そういえば下北駅前には100円が戻ってくる形式のコインロッカーがあります。
ここで荷物を預けようと思っていたのですが、朝は9時からの取り扱いのためまだやっていませんでした。
荷物を持って寒立馬を見るのは辛いなあと思ったのですが、幸いむつバスターミナルでも預かってくれました(250円でした)。
バスターミナルにはコインロッカーはないので、窓口の方に荷物を預かってほしい旨を伝えてください。
対応してくれます。
見ての通り尻屋行きは1日5本(8:10/10:15/12:00/13:50/17:10)、半分以上が日曜・祝日運休です。
また、尻屋からむつバスターミナルへ戻ってくるバスは1日4本ありますが、最終は13:00尻屋発です。
つまり実質バスターミナルを朝8:10発か10:15発しか選択肢はない、ということになります(12:00発だと尻屋に10分くらいしか滞在できないので寒立馬にたどり着けません)。
私は平日に行ったので8:10に乗れましたが、これが日曜日だと10:15一択になりますね。
バスを使って行く場合は選択肢がかなり限られるので注意が必要です。
尻屋に一泊の予定でしたら問題ありませんが、尻屋でバスを逃してしまうと本当に大変です。
それから下北交通のバスはsuicaなども使えません。
千円札以下のお金を用意しておく必要があります(むつバスターミナル‐尻屋は片道1310円でした)。
バスターミナルを出て約50分、終点の尻屋に到着しました。
先ほどお話しした通り、最終は13:00です。
バスターミナルを出て約50分、終点の尻屋に到着しました。
先ほどお話しした通り、最終は13:00です。
私は11:08のバスで戻る予定だったので約2時間の滞在でした。
ちなみに画面下半分に書いてある時刻は尻屋崎行ですが、冬期は運行していません。
車であれば特に気にすることではありませんが、バスを利用する方は乗り遅れなどには注意してください。
今回は平日の利用でしたが、私以外の利用客は1人、同じく尻屋のアタカを目指す方でした。地元の人はあまり利用しないのかなと思います。
バスの運転手の方が「馬を見に行くの?」と聞いてくれたのですが、このバスに乗る人はアタカが目当ての人が多いのかもしれませんね。
アタカは尻屋バス停から徒歩で20分くらいの場所ですが、一本道なので迷いにくいです。
運転手さんが親切に教えてくれました。
➡冬の寒立馬を見に行こう②に続く