新日本海フェリーに乗りました
太平洋フェリーは何度となく乗船したことがありますが、フェリー旅の双璧をなす新日本海フェリーには乗ったことがありませんでした。
新日本海フェリーは小樽・苫小牧東・秋田・新潟・敦賀・舞鶴、の各港を結ぶフェリーで、私の住まいからはアクセスが難しいためなかなか乗る機会がありませんでした。
今回、初めて新日本海フェリーに乗る機会がありましたので、その時の様子を書いていきたいと思います。
南小樽駅からフェリーターミナルまで
今回の航路は小樽→新潟でした。
小樽フェリーターミナルの最寄り駅は小樽築港駅ですが、バスも運行しています。
バスは小樽駅からも乗車することができます。
私は予定の都合上、小樽駅と築港駅の間にある南小樽駅から徒歩でフェリーターミナルへ向かうことになりました。徒歩で約20分くらいです。
ここから歩きます。
地図上で見るとわかりますが、南小樽駅とフェリーターミナルの間に川があるので、ぐるっと回っていく必要があり思いのほか時間がかかります。
フェリーターミナルに到着しました。
乗船する船が待っていました。
ここから中に入ります。
小樽フェリーターミナル内
1階です。ここで乗船手続きを行います。
今回の船、らべんだあ号が待っていました。
2階にはレストランや売店があります。
広くて明るい待合室があるので、乗船までここで待機します。
そして3階が乗船口です。ここでチケットを見せて乗船します。
色々なタイプの個室がそろっています。今回の船、らべんだあ号が待っていました。
2階にはレストランや売店があります。
広くて明るい待合室があるので、乗船までここで待機します。
そして3階が乗船口です。ここでチケットを見せて乗船します。
らべんだあ号船内の様子
4階
4階には案内所があります。
ゲームコーナーやカラオケもありますが、コロナの影響で閉鎖中でした。
4階には自販機コーナーがありますが、夜間は酒類の販売が中止になります。
お馴染みのこの自販機もありました。
5階
5階には売店やレストランがあります。こちらは売店です。
レストランは営業していましたが、
レストランは利用しませんでしたが、メニューの写真を撮っておきました。
これは夕食のメニュー。
朝食メニュー。
そしてお昼のメニューです。
その代わりとして、予約制のお弁当が販売されていました。
4階の案内所で受け付けてくれるようです。
5階、レストラン横にはオープンテラスがあり、こちらで食事をすることもできます。
風よけにもなる場所なので、晴れた日にはここで食事をするのもいいかもしれません。
小樽→新潟の船は17時出港なので、季節によってはまだまだ明るく景色を楽しむことができます。
5階、レストラン横にはオープンテラスがあり、こちらで食事をすることもできます。
風よけにもなる場所なので、晴れた日にはここで食事をするのもいいかもしれません。
小樽→新潟の船は17時出港なので、季節によってはまだまだ明るく景色を楽しむことができます。
洗い場も多く太平洋フェリーよりも広い感じがしました。
鍵付きの個室です。
こちらは6階のスポーツルームですが、こちらも閉鎖中でした。
客室の様子(ツーリストS)
今回は一人だったので、ツーリストSの部屋を予約しました。
雰囲気としては太平洋フェリーのきたかみのエコノミーシングルに似ていました。
テレビ用のイヤホンはついていないので(案内所で借りる)、自分のイヤホンを持参する方がいいかと思います。
テレビ。
鍵をかけることができるので、荷物を置きっぱなしにできます。
机もあります。
ハンガーはありませんが、お風呂で使ったタオルなどはこの手すりにかけることができます。
そして細かいことですが、枕元に部屋の電気のスイッチがありました。
これは個人的に重宝しました。
入口のスイッチだけだといちいち起きなければいけないところですが、ここにあるおかげで、寝たいときにすぐに消灯することができて便利でした。
さてツーリストSですが、広さ的にも設備的にも十分だと思います。
ただきたかみのエコノミーシングルの際も思ったのですが、「個室っぽい」感じのために逆に扉の外で普通の音量で話す人たちがちらほらいて、少し騒がしく感じることもありました。
太平洋フェリーのS寝台やB寝台などであればどう見ても個室ではないので(扉がない)、かえって「静かにしよう」という意識になりやすいように思いますが、ツーリストSのようなタイプだと個別に扉がついているので、ついつい「話し声が聞こえない」と錯覚してしまうのかもしれません。
が、ツーリストSもエコノミーシングルも扉があるだけで下の隙間は空いているため、完全な個室ではありません。
話し声も筒抜けの造りなので、グループなどでここを使う際には気を付けた方がいいかと思います。
話はあくまでもロビーなどですることをお勧めします。
それからツーリストSでは、個室内での飲食が可能となっていました。
これは案内所の人にも確認したので大丈夫です。この点はとても便利ですね。
太平洋フェリーのエコノミーシングルでは飲食は×でしたので、この点は大きく異なります。
また、夜22時には消灯の時間となり、ツーリストSも個室内の電気以外は自動的に消されます。
この点も便利だなと思いました。
太平洋フェリーの場合はエコノミーシングルはじめ、S寝台なども通路の電気が自動的に消されることはなく、手動で消さなければならないので…。
同じ区画に他の乗客がいると消していいのかな…と迷ってしまうので、太平洋フェリーも自動消灯になればいいなと思いました。
まとめ~新日本海と太平洋~
長くなりましたが、初めての新日本海フェリーは快適で楽しかったです。
コロナの最中、万全の対策をして乗客を迎えてくれたスタッフの方々には感謝しかありません。
このような時期に乗る場合、一人一人がきちんと対策をして乗ることが何より大切だと思いました。
手洗い、検温、マスクはもちろん、集団で行く場合は共用の場所で騒がないなども徹底する必要があると思います。
さて新日本海と太平洋フェリーとを経験してみて、個人的な比較をして終わりたいと思います。
<新日本海フェリーの良い点>
・大浴場が広い
・外のテラスで食事ができる
・ツーリストSの個室内で食事ができる
・消灯時に個室以外の場所の消灯を自動的にしてくれる
<太平洋フェリーの良い点>
・早割が使えるためかなりリーズナブル
・レストラン以外にも滞在できる椅子やテーブルが多い(きそといしかり)
ぱっと思いつくのはこのくらいですが、どちらもそれぞれ良さがあると思います。
航路的に新日本海フェリーに乗ることはこの先も少ないかと思いますが、機会があればまた別航路で乗船したいと思います。
小樽-舞鶴あたりは魅力的ですね…。
自由に楽しく旅行ができる日が早く来てほしいものです。
以上で終わります。