札沼線廃止区間(2015.7)

2016/07/29

廃線跡 北海道

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JR札沼線の現在の終着駅である新十津川駅からは、かつて石狩沼田駅まで路線が続いていました。1972年に廃止となった新十津川駅-石狩沼田駅までの区間を、かつての鉄道跡を求めて探索してみました。

札沼線廃止区間(2015.7)新十津川-石狩橋本-上徳富-北上徳富-雨竜-石狩追分-渭ノ津-和-中ノ岱-碧水-北竜-五ヶ山-石狩沼田(仮乗降場は除く)

札沼線廃止区間各駅写真

雨竜駅



雨竜駅跡には石碑が建てられていました。


かつて線路が続いていた跡地。


かつての駅前です。


石狩追分駅



続いて、石狩追分駅跡にも同様の石碑がありました。


ここに線路が伸びていたんですね。


駅があった当時の名残があります。


和駅



続いては、かつての和駅。現在は縫製工場になっており、かつての駅舎の一部が工場に取り込まれているそうです。


駅前通りの風景。


碧水駅



続いて碧水駅。
この駅舎は、現在一般の方が所有しています。ちょうどこの駅を見に行った時に所有者の方がいらして、写真撮影を快く許可してくださいました。


碧水駅裏側。乗客がホームへ出る扉と、駅職員が出入りする扉だったようです。

持ち主の方はとても優しい方で、色々とお話もしてくれました。ほとんど遺構が残っていない札沼線廃止区間においては、このようにかつての駅舎を整備してくれているのは本当に素晴らしいことです。親切に対応していただき、本当にありがとうございました。


石狩沼田駅



そして、札沼線のかつての終着駅、石狩沼田駅です。こちらは留萌本線の現役の駅です。


駅前の風景。


駅待合室。


石狩沼田駅の利用を促す張り紙がありました。先ほど「現役の駅」と書きましたが、留萌本線も廃止の危機にさらされている路線です。

留萌本線の中でも利用客数が少ない留萌ー増毛間は、ついに2016年12月に廃止されることが決まりました。

昔この路線にも乗りましたが、廃止が決定した留萌ー増毛間は海のそばを走る、とても素敵な路線でした。

12月の廃止までに乗りに行きたいなあと思っています。まずは留萌ー増毛間の廃止ですが、留萌本線全体の廃止も検討されているようで、この石狩沼田駅もどうなるかわかりません。






できるだけ長い存続を期待しています。

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海野カヨです。
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