太平洋フェリー「きたかみ」【エコノミーシングル】

2019/05/20

フェリー

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客室(エコノミーシングル)

2019年1月に就航した、新しくなった「きたかみ」に乗船しました。
今回は1人旅だったのでエコノミーシングルという客室を予約しました。
これはいしかりやきそで言うところのS寝台に相当するものだと思います。
女性専用車両を予約したので、カードキーを使って中に入ります。
カードキーをかざして中に入ると、1つのフロアに6室ありました。

そのうちの一室がこちら。
小さな机もあり、一人で過ごすには十分なスペースです。

S寝台との違いは、完全な個室タイプの部屋になっていることで、入り口に鍵をかけることができるところです。
荷物を心配しなくていいのが嬉しいところです。

机の上に部屋の鍵がおいてあります。
客室のフロアへはカードキー、自分の個室は通常の鍵を使用します。
下船する際にはカードキーは返却ボックスへ、鍵は個室の元の場所に返却します。

テレビも他の船のS寝台に比べて大きいです。

 タオル用のハンガー。

 手すり。

 ゴミ箱。

 鏡まで。

で、個室タイプなので勘違いしてしまいそうですが、個室内での飲食は禁止です。
個室タイプとはいえ、同じフロアには他にも部屋があります。
完全な個室ではないので、飲食のにおいや話し声も全部伝わってしまいます。
この辺りはS寝台などと同じように外へ出なければなりません。

6デッキ

続いて、船内の様子です。まずは6デッキから。
 キッズスペースがこんなところに。7デッキへのぼる階段の下にありました。



ニューきたかみの売りでもある、プロジェクションマッピングが。

エントランスホールです。

 見えにくいですが、足元にフロア案内が映し出されていました。

 いたるところにプロジェクションマッピングが。



画面右奥に大浴場、左に売店があります。

売店はかなり小さくなっていました。
いしかりやきその半分くらいのスペースです。

7デッキへのぼる階段にも案内の映像が映し出されています。

7デッキ

続いて7デッキです。
 ピアノがありましたが、演奏はありませんでした。







マッサージチェアが置いてありました。

 夜は宇宙をテーマにしたプロジェクションマッピング。





もちろん展望デッキにも出られます。

 こちらはレストランの案内。
他の船にあるカフェスタンドはなくなりました。

 券売機で券を購入します。

私は船のレストランをあまり利用しませんが、バイキングスタイルであることは以前と変わりません。

こちらはお茶や水が飲める給湯器と、カップラーメンの自販機です。

紙コップのデザインは変わらないのですが、給湯器がちょっと新しくなっていました。

そして驚いたのがこの自販機。
いしかりやきそではむしろカップラーメンを船内で食べないでほしいような雰囲気だったのに、ニューきたかみではむしろ食べることが推奨?されている…。
カフェスタンドがないからその変わりなのかな?

感想

さて、ニューきたかみに乗ってみた感想ですが、以前の古いきたかみとは全く雰囲気が異なっていました。
きれいだけど狭い、といったところでしょうか。
カフェスタンドやシアターラウンジがなくなっているので、その分こじんまりとした印象です。
椅子やテーブルの数も少ないなと感じました。


なんとなく、夜のシアターでのラウンジショーは太平洋フェリーの見せ場だったように思うので、物足りなさを感じる人も多いかと思います。
私は以前の記事にも書きましたが、出港30分もすれば酔ってしまうので夜8時頃からスタートするラウンジショーをまともに見ることができません。
そんな私でもちょっと寂しいかな、と思ってしまいました。
夜だけではなく入港直前のミニコンサートもなくなってしまいましたからね…。


これまでの「豪華客船での船旅!」感は薄くなり、淡々と移動するきれいな船、という感じになったように思いました。
体感的にはいしかり&きそとフェリーびざんの間くらい?
従来の太平洋フェリーをイメージして行くと、あれ?と思うかもしれません。
プロジェクションマッピングで頑張ってはいるものの、ラウンジショーとはかなり趣が違うものですからね。


それにしても自分がこんなにフェリー好きになるとは思いませんでした。
まだまだ乗れていないフェリーがたくさんあるので、いつか制覇できればと思います。


※約1年後に再びきたかみに乗船し、初めての時とは印象が変化しました。

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海野カヨです。
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