深名線(2015.8)

2016/11/15

廃線跡 北海道

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幌加内名物のそば

深名線は、現役の駅である深川駅(函館・留萌本線)と名寄駅(宗谷本線)を結ぶ路線でした。
1995年に廃止となりました。
深名線(2015.8撮影)深川→円山→上多度志→多度志→宇摩→幌成→下幌成→鷹泊→沼牛→新成生→幌加内→上幌加内→政和→新富→添牛内→共栄→朱鞠内→湖畔→北母子里→天塩弥生→西名寄→名寄

深名線各駅写真


幌成駅


駅舎は工場に移設され再利用されていました。あまりに周囲と馴染んでいたので、「幌成駅」と書いてあるにも関わらず最初は発見できませんでした。



鷹泊駅


駅舎は倉庫として再利用されていました。中に入ることはできません。


ホームの跡も残っています。





沼牛駅


駅舎やホームが残っていました。






枠だけが残る駅名標。


幌加内駅


次の幌加内駅はモニュメントが造られていました。






ところで、幌加内町交流プラザというところには、深名線の資料館があります。








交流プラザにはバス待合所もあるのですが、ここで外国から観光に来ていた年配のご夫婦に会いました。話を聞いてみると、なんとアルメニアから来たとのこと。しかも目的はお蕎麦を食べることだというから驚きです。

確かに幌加内はお蕎麦で有名かもしれませんが…遠いアルメニアから来てくれるとは。

つくづく、外国の方の全力で旅を楽しむ姿勢には感銘を受けますね。日本人みたいに2泊3日で海外旅行!弾丸ツアー!とかあまりしないですよね。とことん時間を使って、お金も使って楽しむ。そういう旅が多いような気がします。
偶然の素敵な出会いでした。


上幌加内駅



続く上幌加内駅は記念広場になっています。


ホームと線路の一部、停車場接近標識が移設されています。




政和駅



政和駅は駅舎が食堂として、夏期のみ営業しているそうです。
この日はやっていませんでした。


添牛内駅



次の添牛内駅も駅舎が残っていました。


駅前広場の丸い跡。何があったのでしょうか。


朱鞠内駅



朱鞠内駅は駅跡がバス待合所になっていました。
待合所前に、駅名標とレールの一部が移設されていました。



北国博物館

さて深名線の駅跡めぐりはこれで終了ですが、駅名標レプリカや雪かきのために使用されていたキマロキ編成が展示されている北国博物館へも行ってみました。



このキマロキ編成は、ここ名寄にしかないそうです。


現在は静態保存されていますが、この列車が雪かきしながら走る様は、想像するだけでかっこいいですね。




駅名標のレプリカもあります。天塩弥生駅、駅跡には行かなかったのですが、あとで調べたところ駅跡地には現在民宿が建っているそうですね。元鉄道マンの方がご夫婦でやっているとか。気になりますね。

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海野カヨです。
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